今年度より新しく立ち上げた温泉旅行同好会の第1回目として震災から来月の3月11日で まる六年目を迎える被災地を1泊で訪問して実際に今の現実を『語り部バス』を利用して目で見て、聞いて知ることから宮城県本吉郡南三陸町の海岸沿いにある「南三陸ホテル観洋」を選びました。
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2月21日(火) 13:30 気温2度、天候時々小雪の肌を突き刺すような寒さの中、参加者総勢11名は、ホテルの送迎バスに乗り込み仙台駅からホテルに向けて出発しました。
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記念撮影をホテル専属のプロカメラマンより フロントから太平洋をバックに撮影していただきました。(本頁上部の画像) 目前に広がる太平洋や三陸の島が一望できる部屋と温泉で寒さと疲れを癒して、気分も新たに18時より宴会場にて記念撮影の後に地元の市場から水揚げされた新鮮なあわび、たこ、かになどの海の幸や山の幸の豪華料理を前に夕食会が盛大にスタートしました。夕食会の後は会場を部屋に移し、地元の酒で遅くまで盛り上がりました。 |
翌22日は前日の天候と変わり気温も高く風もなく寒さを感じないべストコンディションの中、ホテルの『語り部バス』にて約1時間で南三陸町内を語り部さんから当時の貴重な写真を見せていただきながら南三陸町被災地現況 死者
620名、行方不明者 212名、建物被害 3,321戸、中心部の約8割、全体の 62%が流出したこと、新聞でも報道された最後まで町民の避難をマイクで叫び続け、流され犠牲となった南三陸防災庁舎や、まだまだ復興の遅れているかさ上げ現場や今でも仮設住宅の生活を強いられている現状を見聞きした貴重な体験をして、全員無事に
12時に仙台に帰ってきました。
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渋谷 一男(記)
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これから夕食会の始まりです
活動レポートの下に その画像が6枚あります
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ホテルから見る朝日 AM6:20 おだやかな海でした |
カモメの歓迎を受けました |
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