私たち東日本ヤマハOB会東北支部は、東日本大震災で犠牲になられた方への鎮魂の想いと復興への願いを込めて今春 4月23日に「さくら植樹会」を実施し、OB会の有志
19名の手によって、NPO法人さくら並木ネットワークの協力をいただきながら、12本の苗木を植えました。
植樹してから早いもので5か月が経過しようとしている中、ず〜とさくらの成長が気になっていましたが、さくらの様子を見に行こうかとの話が持ち上がり『さくらと再会』を合言葉に植樹地(仙台市若林区種次中野地区、閖上海岸近く)に足を運びました。 |
さくらは、背も高くなったり樹も太くなったり少しずつ成長していました。しかし、毛虫被害によって葉っぱが殆どなくなっていたり、日当たりや、風当たりの影響なのか、木によっては成長の度合いにかなり差がありました。
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当日は心配した天気も台風一過の後とあって清々しい秋空の下、全員でリポビタンDを飲み乾し、鎌を片手にさくら樹木周辺の草刈りを開始。草刈りの後は毛虫駆除消毒です。久保会員が消毒道具を持参し作業の見本を示され、その後交替で消毒作業を行いました。さくら並木ネットワークの古武氏も立会いに来られ、追肥作業まで行うことが出来ました。
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そして、最後にさくらの支柱に(幸福の黄色いハンカチならぬ)《幸福の黄色い輪》を結び、全員でさくらの成長と改めて震災からの復興を願いました。さくらは3年位で花をつけると聞いているのでその頃にはお花見が出来るかもしれません。その日を期待して、来年も《さくらに会いに》来るだろうと思います。
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倉田 敏郎(記)
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さくらと再会のために 日和山公園に集合
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無心に草刈りしています |
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