好天に恵まれた5月10日(金)、銀座東武ホテルに多くの仲間が集まりました。2019年度東日本ヤマハOB会の総会・懇親会に出席する会員の皆さんです。関東甲信越地区から152名、東北支部から3名、北海道支部から2名、来賓・非会員楽団員他 19名の合計176名が会場に参集し、2019年度総会のスタートです。

　総会の司会は新幹事の佐生さん。冒頭に昨年度逝去された10名の方に黙祷を捧げた後、張替滋夫会長の挨拶、来賓の髙井正人様のご挨拶があり、御来賓のヤマハOB連合会・会長 岸田勝彦様、ヤマハOB連合会・事務局長の 和久田 徹様、事務局次長 斎藤潔様、そして株式会社ヤマハビジネスサポート・東京事務所長 藤本博昭様の4名の紹介の後、総会議事に入りました。

　議事進行役の議長は張替会長が務め、議事資料は事前に郵送された『会報44号』に沿って、大林幹明幹事長から昨年度の運営活動報告と会計報告 及び 2019年度の運営活動計画と予算案の説明があり、合わせて執行体制案の紹介がありました。今年度は役員幹事ほか改選期で、新任の幹事、同好会代表世話人、企画運営委員と事務局 及び広報委員で交替した皆さんが紹介されました。来年は東日本ヤマハOB会が設立され20周年を迎えます。それに向けて幾つかの企画が提案されました。

　最後に、池尻隆一さんより会計監査報告があり、質疑応答の後すべての議案が参加者全員の拍手で承認され、総会は終了しました。

　休憩の後半からシニアアンサンブル同好会の演奏です。指揮・編曲は松本洋二さんと森 士朗さん。演奏曲はミュージカル"マイフェアレディ"より「踊り明かそう」に始まり、ハイドンの「軍隊」、ロシア民謡「黒い瞳」他、全４曲。出席者は管弦楽の華やかな演奏をじっと聴き入りました。

　演奏が終わると懇親会の始まりです。司会は新幹事の山田さん。来賓のヤマハOB連合会・会長 岸田勝彦様のご挨拶の後、傘寿祝い会員のお一人 内田さんが乾杯のご発声。これから会場内は一気に賑やかになりました。緊張感が感じられた総会の雰囲気とは打って変わって、各テーブルで談笑が広がります。料理も美味しく、定番となった日本酒コーナーには人が溢れました。

　歓談の合間に長寿者の紹介があり、米寿、傘寿、喜寿を迎えた会員がステージ上で祝福を受けます。皆さんの若々しさには驚くばかりで、長寿者代表で布施さんが御礼のご挨拶。また、新入会員もステージ上で紹介され、出席者全員から歓迎の大きな拍手を受けました。後半のフリーテーブルの時間になってからは、会場のあちこちで歓談の輪ができ、アルコールも進み、茶蕎麦・サンドウイッチとケーキのコーナーにも行列ができるほど会場は大変な盛り上がりでした。

　そして 会は終盤、コーラス同好会会員で編成された「ヤマハOB混声合唱団」の登場です。森内秀夫さん指揮で１曲目はロシア民謡「赤いサラファン」をア・カペラアで合唱、２曲目は組曲"旅"より「旅立つ日」。アンコール曲は誰もが知る「線路は続くよどこまでも」の軽快なリズムにメロディ・ハーモニーが重なって会場内に響きました。

　そしていよいよフィナーレは、 参加者全員でお馴染みの「今日の日はさようなら」の大合唱。続いて実行委員長の 今 憲行さんによる閉会挨拶、後藤さんの三本締めで会はお開きとなりました。