日本一のチャンピオンフラッグがなびく、名称も新たな「楽天コボスタジアム宮城」でプロ野球セ・パ交流戦「東北楽天イーグルス vs 阪神タイガース」を観戦しました。
宮城野原公園周辺の欅並木も深緑に彩り、杜の都仙台を象徴する東北グリーンです。 |
スタジアムの外周へ目を向けると、阪神タイガースのマスコット「トラッキー」がファンとの写真撮影に応じていました。 又、阪神ファンの中には往年のプレーヤー真弓、バース選手のユニフォームを着用したファンもいて、さずが歴史を感じさせる阪神タイガースです。 イーグルスも、ファンに親しまれ、希望の星となるチームになれるよう願っています。 |
いよいよ試合開始です。観客席には、ビール片手によもやま話もしやすい5人並びの3列席。 楽天[14]則本投手、阪神[54]メッセンジャー投手の先発で18:00プレーボール。 |
試合は6回まで緊迫した投手戦が続き、先制したのは阪神。 ワンアウト満塁から打者ピッチャーに痛恨の押し出しフォアボール。 8回には4番ゴメスのツーランホームランで3点のリード。
今日のメッセンジャーは8回まで無四球一安打で完封負けかと思い、席を立った楽天ファンも見受けられました。 スポ観同好会メンバーからも「次回は勝つ試合を見に来たいね」と囁いていた9回裏とんでもない逆転劇が起きました。 |
先頭の西田選手ヒット、代打後藤選手のレフト頭上を破る3塁打でまず1点。ここで阪神は守護神、呉昇桓投手に交代。ポーカー選手の犠牲フライで1点差、ところが万事休止かと思われたツーアウトから岡島選手が内野安打、ジョーンズ選手フォアボール、そして今日誕生日の牧田選手がライトフェンス直撃のヒットで2走者が帰り、4対3で劇的な楽天イーグルスのサヨナラ勝ちです。 こんなシナリオ誰が描けるか・・。興奮しました。涙がでました。鳥肌たちました。仲間のみんなとハイタッチ、女性ファンの方ともハイタッチ(エッヘヘ失礼)。 |
ヒーローインタビューはもちろんサヨナラヒットを打った牧田選手です。
勝ち(白)、負け(黒)とオセロゲームみたいな試合が続く楽天イーグルスだがこの試合で勝ちぐせをつけ、次回9月の観戦予定日頃には優勝争いしているチームに復調していることを信じ、ルンルン気分で家路につきました。 |
今村 静雄 (記) |