被災地の海岸近くに、さくらの植樹をして1年5ケ月が経ちました。
昨年秋は、さくらの成長を見ながら、植樹のメンテナンスをしましたが、今年も気になっていたようで、OB会員がそれぞれ個人的に植樹地に足を運び、さくらに会いに行っていたようでした。やっぱり今年もさくらの成長を見ながら、さくらのお世話をしましょう!
との話がまとまりました。
今年の東北支部総会で『仙台の桜守』の任を受けた山口脩会員が中心になって上記の日程で『さくらのメンテナンス』を行いました。
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さくらは、背も高くなったり樹も太くなったり少しずつ成長していました。しかし、毛虫被害によって葉っぱが殆どなくなっていたり、日当たりや、風当たりの影響なのか、木によっては成長の度合いにかなり差がありました。
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当日は有志 11名が現地に集合しました。天気も薄曇りから少しずつ青空がのぞき秋の空が広がってきました。最初に「仙台の桜守」山口会員の挨拶とメンテナンスの段取りについて説明がありました。メンテ開始前には栄養ドリンクで乾杯し、各々に鎌や鍬を片手に草刈り作業が開始されました。
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その後、久保会員によって 12本の桜の毛虫駆除消毒が行われました。そして、山口会員によって剪定が行われ、追肥作業は全員で行いました。作業は順調にはかどり最後は、さくらの木に(幸せの黄色い輪)を新しいものに付け替え、すべての作業が完了しました。ちょっと気が早いのですが、来春には本番の『お花見会』の前に「ミニお花見会」が出来そうですね!と、楽しみです。
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締めの挨拶は山口会員「仙台の桜守」から、さくらもそうですが樹木の育成は、子育てと同じで、土壌作りから水やり、追肥、剪定、季節に応じて風よけ、防寒など適切に面倒を見ることが大事です。そのように大切に育てても必ずしも順調に成長するものばかりとは限りませけどね… 妙に納得。(う〜んそうか〜失敗したかな〜の声も・・)
作業の後は、希望者でちょっと足を延ばし、わたり温泉に浸かり、旬のはらこ飯に舌鼓を打ちました。
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(記・写) 倉田 敏郎
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昨年9月のさくらの様子は
こちらを
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全員で草刈り作業 |
幸せの黄色の輪を結ぶ 桜守の山口さん |
害虫の駆除消毒をする久保さん |
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