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東北支部 四季折々、探勝会
古関裕而記念館及び福島市街並み探勝会実施報告

 ・実 施 日2023年10月26日(木)
 ・参加者数: 13名(五十音順 敬称略)
  相澤、飯塚、大江、川村、倉田、澁谷、鈴木、
  田中、原、三浦、三浦、村上、森

4年前、実施計画していた2日前のこと、台風19号が襲来し
て阿武隈急行電鉄の沿線で何箇所かが崖崩れが発生して不通
となり残念ながら実施出来ませんでした。
また、その翌年からはコロナウイルス感染予防のために実施
出来ず、今回5年ぶりの活動実施となりました。
 古関裕而記念館前で記念撮影
 
左から) 飯塚、森、倉田、三浦、原、川村、相澤、鈴木、大江、村上、澁谷、三浦、田中

朝、9時過ぎに仙台駅に集合して東北本線で槻木駅まで行き、阿武隈急行電鉄に乗り換え福島市に向かいました。
途中の川沿いや山の紅葉を観られるのではないかと思いましたが、今年の夏は猛暑だったので当初の予定していた
日程を半月ほど遅らせてみましたが、まだ紅葉の見ごろにはなっていませんでした。 

福島駅からタクシーに分乗して古関裕而記念館に行く、「栄冠は君に輝く」「長崎の鐘」早大応援歌「紺碧の空」、 巨人軍の歌「闘魂こめて」など作曲家、古関裕而の作品は約5,000曲、2階の展示コーナーでは書斎が再現され、
各資料の展示のほか視聴コーナーがあった。 1階では館長の説明講演も行われていました。

その後、御倉邸に行く、御倉町地区は江戸時代から阿武隈川を利用して『船運』が盛んに行われ福島の経済発展に
重要な役割を果たしていたといいます。現在の県庁裏周辺には人や荷物の揚げ下ろしをする所「河岸」が設けられ、
城主蔵(板倉藩)御城米御蔵(年貢米)はもちろん、会津藩、上杉藩などの廻米御蔵が川面に添い建ち並んでいた
そうです。今、その川岸は、昔の石積み護岸の船着場に再現されています。

昭和2年に純和風建築の旧日本銀行福島支店長宅が建てられました。戦前の日本銀行の役宅として現存するのは
福島と新潟(昭和8年築)の2つだけだそうです。 木造平屋建て、寄棟、瓦葺の建物で阿武隈川を借景にした日本
庭園と中庭を取り囲むように各部屋が配置されており、畳廊下や手づくりガラスなど昔ながらの懐かしい雰囲気を
今に残しておりました。琴の演奏会やお茶の会等の和室を活用した催事等によく使うと言います。

御倉邸を後に福島駅まで歩き東北本線に乗車して仙台駅に無事に到着し散会となりました。 天気にも恵まれ、
5年ぶりに四季折々探勝会を実施することが出来て本当に良かった。

                                      写真撮影協力  村上聖治
                                      報告者)世話人 田中勇紀


福島に向かっています   古関裕而記念館
古関裕而記念館内部 古関裕而愛用のハモンドオルガン  
記念デザインマンホール  福島駅東口の記念モニュメント 
 御倉邸 御倉邸畳廊下からの庭園、向こうは阿武隈川 
御倉邸前で記念撮影 


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<2023/11/10 文責:田中 HP編集:後藤>